性転換エヴァンゲリオン:サブキャラクター設定

 J.B.V.さまのご要望により、前回設定されていなかったサブキャラクター群を考えてみました。但し、俺は絵が描けないのでプロフィールの肖像欄はブランクにしてあります(涙)。二人ほど絵が入ってますが、まあ軽いジョークと云うことで。眼鏡の罅を消すくらいしかしてませんから。CVについての雑感は過去のエントリに追記致しましたので、其方をご覧下さい。また、キャラクターによってはゲーム版のシチュエーションなど特定の物語分岐に於いてしか登場しない人物も含まれておりますが、予めご了承下さい。…マリイ・ビンセンスとかはやってないけど、やっぱやらんと駄目ですかね? CVも設定されてないキャラなんでいいかなーとか思ったんですが…。

承前

 キャスティング仮決定に当たっては、以下の点に留意した。

  • TV版登場人物については放映が開始された1995年に、声優として既に充分な活動を行っていること。
  • 鋼鉄のガールフレンド」及び「2nd Impression」登場人物については1997年に、声優として既に充分な活動を行っていること。
  • 碇シンジ補完計画」登場人物については2004年に、声優として既に充分な活動を行っていること。
  • オリジナルキャストのメンバーで今回の配役でも魅力的な演技を期待できる者は残す。

惣流・キョウジ・ツェッペリン(仮称)*1  【声の出演:堀秀行(仮)】

 カズヤの父親で、元ゲヒルン技術者。公式にはユウと同様に「エヴァとの接触実験に失敗」したため発狂したとされているが、現実には弐号機に魂の殆どを預けた抜け殻が狂人と称されていたに過ぎない。息子の顔も認識できないほど崩壊した彼の精神は、やがて人形(彼はこれにカズヤという名を与えていた)を道連れに己自身を縊死へと導く。享年31。彼の言葉は、カズヤの心にトラウマとなって強くのしかかっている。外見は、まぁ、名前から推察していただければよろしいんではないかとwww
「なぁ、カズヤ。一緒に死んでくれよ」

赤木ナオト(仮称)  【声の出演:立木文彦(仮)】

 MAGIシステム開発者。MAGIの人格移植OSは彼の人格がベースになっている。碇ゲンノの愛人だったが、これは目的の為にMAGIが必要だったゲンノが女として彼女を求めたナオトを利用するという関係だった。そのためMAGI完成と同時にゲンノにとっては不必要な人間となり、幼いレイジから「おっさんは用済み」と嘲笑され彼を絞殺。直後、投身自殺した。リツトは兎も角親父は自分からゲンノを喰ったわけで、最早何もいうことはない。なんでそんなにモテるんだ碇司令。新種のフェロモンでも出てんのか。ゲンドウよりわからねえ。声はそのゲンドウからのスライド。因果は巡るとはこのことだwww
「科学者としての俺、父親としての俺、そして男としての俺がせめぎあっているんだ」

時田フミコ(仮称)  【声の出演:滝沢久美子(仮)】

 日本重化学工業共同体代表。エヴァに対抗して建造された巨大ロボット、JA(ジェット・アローン)開発責任者。NERVのラインから外れた負け組のボス。野心だけは一人前の凡庸な組織主義者、官僚主義者。あの顔のまま女になるんですか。冴えないオバサンになりそうだな。JAも冴えないしww
「良かったですわねぇ。NERVが超法規的に守られていて。貴方がたは、その責任を取らずに済みますから」

ペンペン(仮称)  【声の出演:佐々木望(仮)】

 雌。新種の温泉ペンギン。葛城家のリビングに鎮座している冷蔵庫型のユニットが棲家。新聞を読むなど高度な知性を持ち、入浴とビールをこよなく愛する。…別に雌だからと云って何か変わるわけでもないと思われます、はい。求愛行動を人間相手に始めでもしない限りはw
「クゥ?」

霧島レオ(仮称)*2  【声の出演:佐々木望(仮)】

 シンコのクラスメイト。戦自の少年兵で、NERV内偵の為に第三新東京市に派遣された。特に初号機パイロットをそのターゲットとしており、シンコに数々のセクシュアルなアプローチを仕掛ける。…どうしてシンコの廻りはこういうセクハラ野郎しかおらんのだ。嘆かわしい。カズヤとは微妙なライバル関係。クラスメイトからは「夫婦漫才が三角関係漫才に化けた」と囃されている。無論カズヤは不機嫌絶頂。寧ろ学エヴァ的においしいキャラと云えます。柔弱な外見とは裏腹に芯の通った性格で、さすがのカズヤもたじたじとなる場面も。…なんだか正統的な少年漫画みたいだww
「肌、白いんだね」

綾波レイジ(子供)(仮称)  【声の出演:林原めぐみ(仮)】

 「一人目の」綾波レイジ。惣流・キョウジ・ツェッペリンに絞殺さる。呪文のようにdisを繰り返すいけ好かない餓鬼に哀れキョウジはぶち切れて殺っちまいました。そりゃクルクル廻りながらメルキオールにダイビングヘッド決めたくもなるよな。単にスペアボディを一体潰しただけなのにねえ。
「司令が云ってるんだよ。あなたのことを。おっさんはしつこいとか、おっさんは用済みだとか、おっさんはしつこいとか、おっさんは用済みだとか…」

惣流・カズヤ・ラングレー(子供)(仮称)  【声の出演:宮村優子

 パイロットに選ばれて入院中のパパのところに駆けていったら、パパはぶらりと垂れ下がっていたといいます。認めて貰える相手を最悪の形で失った幼い日のワンカット。以後、このトラウマはカズヤの中に癌細胞のように残り、戦自侵攻時に「偽りの再生」のトリガーを引くことになります。ユウといいナオトといいキョウジといい、親父軍団はマジどうしようもねえ。
「パパ! パパ! オレ、選ばれたんだ! 人類を守るエリートパイロットなんだ! 世界一なんだ! 誰にも秘密なんだ! でもパパにだけは教えるよ! いろんな人が親切にしてくれるんだ、だから寂しくなんかない! だからパパがいなくたって大丈夫、寂しくなんかないさ! だから見て! オレを見てよ! ねぇ、パパぁ!」

最上クラマ(仮称)*3  【声の出演:白鳥哲(仮)】

 MAGIメルキオール主任オペレーター。常に理知的で冷静。赤木ナオト博士の「科学者」としての人格を移植されたメルキオールの担当に相応しい。ちょっとアブないマッドサイエンティスト臭い一面もある眼鏡のお兄さん。リツトとタカオの部下。いかにもウマが合いそうだwww

阿賀野アヅマ(仮称)*4  【声の出演:中田譲治(仮)】

 MAGIバルタザール主任オペレーター。非常に厳格で強面の男性。家事など女性的な事は一切できない。赤木博士の「父」としての人格を移植されたバルタザールの担当に最適な人物。短髪、鋭い目、引き締まった口元、鍛え上げられた身体が印象的。伊吹二尉とは犬猿の仲。口には出さないが「あのホモ野郎」と思っているwww そして大井タツヤは犬猿の仲を通り越して不倶戴天の敵。いつか成敗してくれんと心の底から念じてやまない。

大井ヤクモ(仮称)*5  【声の出演:福山潤(仮)】

 MAGIカスパー主任オペレーター。ロシア人とのハーフ。男性フェロモンをバリバリに放射しているイケメン。筋金入りの女好き。おまけに大酒呑み。赤木博士の「男」としての人格を移植されたカスパーの担当に適任すぎる人物。始終周囲の女性に声をかけまくっており、特に隣席になる事が多い日向二尉は非常に困っているらしい。青葉二尉は鼻であしらっている。外見的にはエフゲニー・プルシェンコ@セックボン兄貴。性格はまんま諸星あたる。NERVイケメン軍団にまた新たな核弾頭が補充されますた。


※以下のキャラクタ設定はガイナックスの版権資料に基づいたものではありません※

山岸リョウジ*6  【声の出演:高山みなみ(仮)】

 シンコのクラスメイト。国連技術者である父の転勤に伴い第三新東京市を訪れる。遠視用の眼鏡がトレードマーク。読書好きの内向的な性格で、周囲からは「男シンコ」の渾名を奉られる。幼少時に母親が殺害される場面を目の前で見てしまい、それが彼の性格に長い影を落としている。但し、実際には性別なりの性格の強さを持ち合わせている。それを容易に表に出さないだけで。尚、外見はシンコに−−というより、碇シンジに非常に良く似ている。黒シンジktkr!
「知ってる? 似た者同士は友人になれても、恋人同士にはなれないって。…僕、碇さんと似てないほうがよかったな」

*1:機動武闘伝Gガンダム」の登場人物、キョウジ・カッシュより。カズヤの原典である「超少女明日香」において、父親の田添社長のファーストネームが設定されていないため。

*2:オネアミスの翼王立宇宙軍』主人公シロツグ・ラーダットの声優、森本レオより。

*3:大日本帝国海軍装甲巡洋艦「鞍馬」より。

*4:大日本帝国海軍装甲巡洋艦「吾妻」より。

*5:大日本帝国海軍装甲巡洋艦「八雲」より。

*6:村上龍の小説『愛と幻想のファシズム』の登場人物、山岸良治より。