もってけ! ポールぽじしょん

F1 第11戦ハンガリーGP -RIJ- (2007-08-04) Qualifying-Session
 Q1、左近先生、復帰初戦はチームメイトのスーティルからジャスト1秒遅れ。週末に初めてマシンに乗って、しかもラストアタックでアウトラップのフィジケラに引っ掛かったことを考えるとまずまずかと。フリー走行じゃもっと差は小さかったしね。琢磨もここでノックアウト。気合が乗りすぎたかラストアタックの最終コーナーではみ出して万事休す。ホンダは初めて2台揃ってQ1敗退。相変わらずアースカーは地球に優しすぎるwww
 Q2、フェラーリにトラブル。一回目のタイムが伸びなかったマッサが二回目に出て行く途中でストップ。クルーが慌ててピット位置まで車を戻してエンジン再スタート。しかしタイヤが冷えちゃったんで勿論タイムは伸びず、脱落。14番手。一体何をやってるんだと思ったらこういう事のようで…
http://f1.gpupdate.net/ja/news/2007/08/04/162308/
 ダメすぎる*1。その他、Q1をどうにか突破したデビッドソンもノックアウト。その他は概ね順当。トヨタは2台揃ってQ3進出。お膝元富士開催*2に向けた本気モードか?
 Q3、トップテン下位は順当に決まっていく。上位ではライコネンが意外と伸びず、ロズベルグに迫られたうえにハイドフェルドに上に行かれて4番手。ランキング4位で後がないだけに、2列目をどうにか死守というポジションは非常に苦しい。決勝は正念場か*3
 しかし、一番面白いシーンは最後の最後に待っていた。
http://f1.gpupdate.net/ja/news/2007/08/04/162294/
 一回目のアタックでハミルトンに大差を付けられたアロンソが、タイムアップ直前のラストアタック時に意図的にスタートを遅らせてピット位置を占有し、ギリギリのタイミングで自分だけ出ることでハミルトンの二回目を妨害*4。僅差でトップタイムを更新し、ハミルトンは(アロンソの狙い通り)アタックできず。ポールはアロンソの手に渡った。
 記者会見では「チームの戦略さ。フェラーリとのピットアウト差のタイミングを計っていたんだ」と弁明したものの、ハミルトンが間に合わないと解ったロン様がヘッドセットを毟り取って投げ捨て、ハミルトンのクルーが怒りの表情を浮かべるシーンが全世界に放映されており、何が起きたかは誰の目にも明らか。目出度くアロンソは審議対象に。グリッドダウンも有り得るね。
 引退した誰かさん*5のお株を奪うようなダーティプレイ。記事にも書かれてるけど、去年のモナコで顎を一番口汚く罵ってたのは何処の誰でしたっけね? 人を呪わば穴二つ。チーム批判で物議も醸してるし*6、こんなことしてるとチームがどんどん新人寄りになっちゃうよ? そんな眉毛にはこの歌をささげようwww

 邪魔しちゃえ!
 最後に笑っちゃうのはあたしのはず
 チャンピオンだからです←結論
 ポール獲ったのに!
 受けが悪いのどうするよ?
 何やったっていいのです←勝? ちゃ! イイv
http://images.gpupdate.net/newsnew/80993.jpg
アロンソ『ちょーしこいてギョクサイ』

 強く生きろよ、顎のようにな!wwwww

*1:ピットロードで車を止めたマッサがコクピットの中でお手上げポーズをしていたが、むべなるかな。

*2:今年の日本GPは鈴鹿ではなく富士で開催される。

*3:ハンガロリンクは抜けないサーキットとして有名。燃料を多めに積んでファーストスティントを引っ張る作戦以外に勝ち目はなさそう。勿論、早めにハイドフェルドをコース上でかわすという前提で。

*4:ハミルトンが真後ろで待ってるのに悠然と動かず。神経が図太いとしか云いようがない。

*5:無論ミハエル・シューマッハのこと。

*6:マクラーレンはイギリスチーム。ハミルトンはイギリス人。このチームは全部あいつを中心に廻ってる」というのがその要旨。チャンピオンがルーキーを煽るにしては品がない。