これがイタリアンクオリティ

マクラーレン、FIAの控訴決定に「失望」
 一旦鎮火したと思われたスパイ疑惑が国際控訴審へと延焼した件についてロン様はとってもご機嫌斜めのご様子。FIAサイドで決着した筈のゴタゴタが再燃したのには無論裏があるわけで、
FIA動かしたイタリア連盟会長からの手紙
 という次第。生臭い政治をやらせたらイタリアンの右に出るものはいないという好例。政治大好き陰謀大好き*1。寧ろスポーツだからこそ。そしてフェラーリだからこそ。御大エンツォ存命の頃はフィアットサイドが出張る必要すらなかったんだが、今じゃ業界の重鎮まで動く始末。これぞフェラーリ。我侭な政治力を振り回してこその跳ね馬よ。こういう身も蓋もない政治的ゴタゴタもF1の魅力の大きな部分を占めているわけであり、フェアネスに拘る向きは北米大陸のレースだけ見てればいいと思う罠。もとはヨーロッパの貴族の遊戯であるところのF1が綺麗事だけで動くわけがなく、「コース上で劣勢を挽回できなくなってきたフェラーリが今年も気合入れて策動してますなあうはははは」と鑑賞するのが正しい。こんなん恒例行事や。
 で、一体ステップニーを幾らで釣り上げたのかねロン様?

*1:サカー関係でも色々あるよね。W杯のアレとか、八百長騒動のアレとか、失敗したけどEURO2004の時のアレとか、それこそいくらでも。