困ったときのブックレビュー

 つまり今日はいまいちネタがないってこと。大してカラフルでもない日々を送っている以上、こういったシノギは世を渡っていく為に欠かせないと思う所存であります。でも紹介する本はカラフルだぜよ! 表紙が! 密林がさぼってるせいで表示されないけど!

東京奥多摩のヒカリ (ヤングコミックコミックス)

東京奥多摩のヒカリ (ヤングコミックコミックス)

 シリーズ第3巻は、アカリのママンであるところのヒカリとパパンであるところのマサが、まだ奥多摩で地面にタイヤを接地させて駆けずり回ってた頃の物語、プラス短編2本という構成。近未来的ギミックが殺ぎ取られた分、磯本つよしの嗜好がより前面に押し出されていて読んでいて愉しい。ぶっちゃけド田舎のクラシックバイク&カーコメディだ。そういうのに興味がない人には全然お勧めできない。ヒカリからしてF1→ハリスパンタ+650SLパンタ+べベルとドカ尽くし。マサはZ1。その他にもマンクスだのシーリーだのCBだの、もう眺めてるだけで愉しくなるようなチョイスばっかり。端役で出てくる車まで悉く旧車って凝りようがたまらない。本屋で手に取ったとき表紙にパンタがででんと載ってて俺ァびびったヨwww
 それにしても。さんちゃんってSR311*1乗りだったのか! くあー、かっけー! 惚れるぜ!

*1:ダットサン・フェアレディ2000。1967年デビュー。2000cc/145PS、MAX205km/hのスペックを持つ、60年代を代表する国産スポーツカー。Z以降の流線型で固めたエレガントさとは一線を画すエクステリアがステキ。